スポーツ障害とスポーツ外傷!違いは?予防・処置 ①

スポーツ障害とスポーツ外傷!違いは?予防・処置 ①

ここ数日は天候がいまいちですね。1月の末までは雨の日がほとんどみたいですよ。体調の変化などには気を付けてくださいね!

今回はスポーツ障害とスポーツ外傷の違いについての紹介です。似たような言葉ですが意味は大分と変わってきます。簡単に説明して気を付ける事だけ知ってほしいと思います。

スポーツ障害

一度の外力で発生するのではなく繰り返す小さな外力の積み重ねによって起こるもの。

野球肘

投球による肘の障害を総称。特に成長期に発生するものはリトルリーガー肘と別称。

内側側を痛める事が一番多く、神経症状を伴うことも!

昨今言われている高校野球での球数制限もこのような障害を引き起こさないためにも必要とも言えるでしょう。

テニス肘

バックハンドで痛みが出るのは外側型、フォアハンドで痛みが出るのは内側型になります。

原因は使い過ぎが主です。また初心者の方や筋力が弱い40~50代の女性に好発しやすい。

タオル絞る動作や手の甲を上にした状態で重い物を持ち上げたりすることが多い方も外側型のテニス肘を起こしやすいです。

オスグッド・シュラッター病

10歳代の前半の脛骨粗面部(膝の少し下でポコッと出てる部分)に痛みと腫れが生じスポーツをしている男の子に多いです。

大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)に繰り返し引っ張られることが原因です。

再発を繰り返しやすいが18歳頃には症状が消失します。

ジャンパー膝

ジャンプを繰り返し行うスポーツに起こりやすい。膝を伸ばす動きに障害が出ます。

典型的な使い過ぎに発生する。特にバレーやバスケの選手に起こりやすいです。

運動時に膝蓋骨の下に痛みが出てきます。膝を他動的に屈曲すると痛みが誘発されるのと尻上がり現象が見られることも。

予防・処置

まずはやりすぎない、使い過ぎないことが大切です。

痛みが出たら中断して休めましょう!我慢して続けるとより症状を長引かすことになってしまいます。

休むのは嫌かもしませんが他の部位のトレーニングに切り替えて行いしましょう!

運動前のウォーミングアップ、運動後のクールダウン、ストレッチ、アイシングなど負担をなるべく溜め込まないようにしましょう。

また必要に応じてテーピングを巻いたり、整骨院なども活用しましょう!

次回はスポーツ外傷について紹介していきます!

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